被災地の子供達とのクリスマス会に行ってきました。
皆さんのお陰でこのプロジェクトのゴールでもある、
被災地の子供達とのクリスマス会を行なう日を迎えることが出来ました。
岩手ツアーよりスタートして、宮城、福島ツアーと行って来ました。
12月4日、5日の岩手は世話人の永井一史さん、並河進さんと一緒でした。
次の祈りのツリープロジェクトの話を夜遅くまで語り合いました。
12月11日、12日の福島ツアーは佐藤可士和さんも小さい子供を持つ父親として参加してくれました。
夜、可士和さんとデザインに対する色々な話をすることができ、
ソーシャルデザインの可能性に関していくつかのヒントを得ることができました。
持って行ったツリーに、クリエーターの作ったオーナメントと
クリスマス会のワークショップで作った園児達のオーナメントを飾り付け、
協賛企業のプレゼントもたくさん渡して来ました。
ボランティアで参加した人も口々に、
子供達にプレゼントをしに来たのに自分がこんなに
幸せな気持ちになるなんて、びっくりしたと語ってくれました。
東京工芸大学の学生もたくさん参加してくれ、
大学の授業では教えることができない
貴重な体験ができたと笑顔で話してくれました。
僕が行った幼稚園は、子供達から手作りメダルや唄のプレゼントを貰い、
大感激なシーンもありました。
ツアーには、100人のボランティアが参加して、
1000人の子供達に笑顔をプレゼントすることが出来ました。
子供達の多くは、家を流されたり、肉親を失ったり、
放射能によって故郷を離れたりしているのに、
ともかく明るく、無邪気で元気でした。
沿岸部の被災地は、瓦礫だけは撤去されていましたが、
家の土台だけの風景が延々と続き、
冬の訪れを告げる粉雪が静かに舞い降りていました。
福島の園児達は室内に居るときにもマスクを付けていました。
復興支援はこれからが大切なんだと肌で感じて来ました。
今回、こうして子供達とのクリスマス会を無事に終えることが出来たのも、
皆様の協力のお陰だと本当に感謝しています。
プロジェクトに協力して頂き、ありがとうございました。